戦争映画

「 パットン大戦車軍団 」は、ただ我武者羅に進撃を続けるパットン将軍の魅力を満喫!

「 パットン大戦車軍団 」は、ただ我武者羅に進撃を続けるパットン将軍の魅力を満喫!

第二次世界大戦を戦域的に別けてみると、ヨーロッパ地域、北アフリカ地域、更に、西アジア地区の一部を含むものと、更に日本を含む東アジア地域、東南アジア地域、それに広大な太平洋の全域を含むものに分けられる。

この内で、三国同盟のドイツ、イタリアとイギリス、フランス、ソ連、それにアメリカ等が戦ったのを欧州戦線、日本等とアメリカ、イギリス、中国、さらにはオーストラリア等が戦った後者のことを太平洋戦線(特に太平洋戦争と呼ばれる)。

「 パットン大戦車軍団 」映画の舞台、第二次世界大戦とアフリカ

第二次世界大戦のヨーロッパにおいて特に、北アフリカ地域では北アフリカ戦線とも呼ばれ、地域的には大戦の中でも非常に特異な戦場であった。

1940年9月のイタリア軍によるエジプトの侵攻から始めって、チュニジアの戦い、枢軸国軍の壊滅、更にヨーロッパ本土への撤退までを指し、戦場は主にエジプトからモロッコまで、北アフリカ北岸で行われた。

アフリカで苦戦するイタリア軍への援軍として送り込まれたドイツ・アフリカ軍団の指揮官であるロンメル大将は、少数の派遣軍という劣勢な状態ながら地理・気候を利用した巧みな用兵で連合国軍と戦い「砂漠の狐」と呼ばれ、1942年6月には北アフリカ戦線での働きが認められてドイツ国防軍で当時最年少の元帥となった。

1942年、連合国のアメリカはパットン少将とヒューイット少将は、アメリカ第1機甲軍団を指揮しトーチ作戦でモロッコに上陸する。

同軍団はドイツ・アフリカ軍団によってカセリーヌ峠の戦いで大敗を喫したところであった。 パットンはオマール・ブラッドレー少将を副官とした。

パットンは着任早々将兵達に厳格に規律を守るように命令し、軍規を守らなかったものには容赦なく罰を科した。 また、今までと全く違った厳しい訓練を行い、北アフリカの米軍を文字通り叩きなおしたのである。

映画「 パットン大戦車軍団 」のストーリー

1943年、アフリカ戦線において、初陣のアメリカ第2機甲兵団は、ドイツのロンメル将軍の指揮する軍団をかい滅させたが、味方の損害も大きかった。

そこへ、パットン将軍(ジョージ・C・スコット)が着任し、兵団たて直しのため、ブラッドリー少将(カール・マルデン)を副官に任じ、厳しい再訓練を開始した。

彼は、ロンメルと雌雄を決する気構えだったが、その機会は意外に早く訪れた。

そして彼の軍団は、エルゲッターの戦闘においてロンメルの機甲兵団をみごと粉砕した。この勝利で、アメリカ軍はモントゴメリー大将(マイケル・ベイツ)のイギリス軍と、歩調を合わせることができた。

アフリカ方面の戦闘が終局を告げると、パットンはシチリア島侵攻の、第2兵団司令官となった。 この侵攻作戦をめぐり、速攻派のパットンと慎重派のモントゴメリーは対立したが、パットンは作戦を強行、パレルモを奪取した。

しかし、戦争ノイローゼの兵隊を殴ったことから、兵団司令の任をはずされた彼は、欧州上陸作戦最高司令官の重任も、ブラッドリーにさらわれてしまった。

失意のパットンは、やがてイギリスにまわされたが、そこの婦人クラブで行った講演の内容から、またも彼は上層部の譴責をうけた。

やがてノルマンディ上陸作戦が成功し、作戦に参加できなかったことを悔やむパットンに、名誉恢復の日が到来した。

ブラッドリーが第3兵団司令官として、彼をノルマンディに呼びよせたのである。

勇躍したパットンは、電撃的にドイツ軍を撃破、さらに有名なバルジの戦闘で、戦史に残る功績をあげた。

やがてドイツは降伏。しかし、ソ連ぎらいのパットンは、そのためまたも物議をかもし出し、ついに失意のうちに、自動車事故でその特異な生涯を終える。

映画「 パットン大戦車軍団 」の感想。

映画全体から見ると、戦闘シーンはそれぞれ状況や見せ方を変えるように工夫がしてあって、劇中で飽きることはなかった。 だが、イギリス軍、アメリカ軍、ドイツ軍の各国戦車が国旗だけを変えて、アメリカ製の「M24」や「M41」を代用しているところがチョット苦笑ものです。

史的には、1943以降のアメリカ軍の動きは正確ですので、歴史の勉強には役立つと思います。 それに音楽は本当に素晴らしいので一見の価値はあります。

一将功なりて、万兵枯る

連合軍でもあるロシア嫌いなど、問題発言が多い猛将の将軍、パットン(ジョージ・S・パットン)の性格や行動までをまとめた、第二次世界大戦下の戦車部隊の地上戦を描いた映画です。

映画の中でも描かれていたパットンのガンベルトとリボールバーの拳銃はさながらカウボーイのようであり、彼としては西部劇のヒーローを気取っていたのかもしれないです。

パットンとモントゴメリーの競争心、闘争心によって、兵士たちが無駄に亡くなっていった事実もあるが、しっかりとアカデミー作品賞を獲得したことも事実です。

しかし、パットンを演じたジョージ・C・スコットは例によってアカデミー主演男優賞を見事に蹴飛ばしてしまいました。

日本名では、勇ましく「パットン大戦車軍団」として紹介しているが、パットンは敵に向かって猪突猛進の猛将に描いていますが、実際はドイツ軍の大部隊を巧みに避け、側面や後方に浸透する機動戦術を多用したことが分かっています。

だからこそ彼の部隊は進撃が速く、占領地点もどんどん前線へ延長されていくというのが実態です。

戦術的には、ドイツ軍が第二次世界大戦の緒戦において、精鋭部隊のワッフェンSS機甲師団が電撃戦で勝利を収め、ドイツ軍の大戦車軍団は無傷で残っているのです。 そして、この無傷のドイツ軍戦車と戦う破目になり、貧乏くじを引かされる羽目になったのがパットンであり、彼の大戦車軍団だったのです。

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