FPSゲームの最新作オペレーション・フラッシュポイント:ドラゴンライジング(OPERATION FLASHPOINT: DRAGON RISING)のXbox 360版/PS3版プレイレポ

1月14日、コードマスターズからFPS(一人称視点シューティング)ゲームの最新作『OPERATION FLASHPOINT: DRAGON RISING』のXbox 360版/PS3版がリリースされた。戦場となるのは日本の北方に位置する架空の島「スキラ島」。歴史に翻弄され現在はロシア領となっているこの島の石油資源を巡り、中国軍が軍事侵攻を開始する。それを阻止する為、ロシアは米国に支援を要請。かくして中国軍VS米軍の火蓋が切って落とされる。ところで、何故ロシアの領土に侵攻した中国軍に対してロシア軍が作戦行動に移さないのか・・・?実は本土でも国境地帯に中国軍が展開しており、極東の小島に部隊を回す余裕が無いらしい。そこで、石油資源の一部譲渡を交渉材料に、在日米軍の出動とあいなったのである。

まあ設定は軽く頭に叩き込む程度で、要は軍事大国となりつつある中国の最新ウェポンと米国の最新ウェポンのバトルを楽しめば良いわけである。仮に、中国VSロシアだったら、共産圏のウェポンしか出てこない事になるから、面白味にかけるかも。

OFDR_Screenshot_Aug_018このサイトを訪れる諸兄には登場兵器が気になる事と思う。公式リリースによると「70種類におよぶ使用可能な武器や50種類におよぶ戦闘車両は、突撃銃から現代の戦争で用いられている最先端のミサイルシステムにいたるまで、実在のものを収録し、その構造や使用する際に必要な動作も精巧に再現。」とアナウンスされている。米軍側(プレイヤーは米海兵隊所属)の兵器に関しては、これまでも様々なゲームで登場しているので、さほど目新しさは無いはずである。対する中国軍の兵器は、軍事パレードでお披露目されるも、なかなか詳細が漏れず、ベールに包まれている感がいなめないので、その性能がどこまで再現されているのか楽しみである。聞くところによると、重力計算により、銃器による弾着のズレも再現されているとのこと。アサルトライフルで弾ばらまきならいざしらず、スナイプ命の方には心して任務にあたってもらいたいものである。

本作の特徴の一つでもある被弾も忘れてはならない。被弾箇所によって、プレイヤーの行動が制限されてくるのである。最近、巷であふれているリアルを謳ったFPSでさえ、被弾しても一定時間隠れていれば元気揚々と戦線に復帰できるが、このゲームはそんなヤワな仕様にはなっていない。では、戦線に復帰するためには・・・それは次回に詳細を明かしたいと思う。

本作の特筆すべき点は広大な、マップである。これまでのミリタリー系FPSと異なり、一本道でゲームが進行することは無い。地形を把握し、いかに戦略を立てるかが攻略の鍵となる。シングルプレイの場合、プレイヤーは分隊長となり、隊員に様々な指示を出すことになる。この指示は各隊員個別に出すことも可能で、ミッションによっては偵察、狙撃、突撃等人員を振り分けることもできる。また、徒歩で進軍するには広すぎるマップも用意されており、その場合は戦闘車両による移動、ヘリによる強襲作戦も行うことができる。筆者はまだプレイしていないので未確認ではあるが、地上部隊と連携したヘリボーン作戦などができれば嬉しいのだが、どうなのだろうか。

とにかく、リアルさに徹底的にこだわったFPSの登場はミリタリーファン、サバゲーファンにとっては朗報である。眼前で繰り広げられるリアルな戦場を、是非体験して欲しい。

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